2020年７月22日_香川県庁で研修を行いました。

YBiTは2020年６月に自治体との初となる協定を、香川県庁と締結しました。
（「香川県女性のがん対策強化事業」へのナッジ活用に関する連携協定書）

本協定に基づき、コアメンバーの鈴木幸雄と堂前壮史が香川県内の市町を対象としたナッジの活用について、研修を行いました。
今回の報告は堂前が行います。

新型コロナウイルス感染症の流行により、開催が危ぶまれましたが、香川県内の市町から保健師さんを中心に、約20名の方にご参加いただきました。
ナッジの概要、行動プロセスマップやEASTをご説明し、さらに産婦人科医の鈴木から女性のがん検診の最新のトピックスをご紹介しました。

ワークショップでは、協定のテーマでもある「女性のがん検診の受診率向上」について、行動プロセスマップの作成、ボトルネックの特定、EASTを使った介入策の検討を行いました。
参加者自身の業務に関わるテーマであったので、様々なアイディアが出ていました。

今後は、各市町が研修の内容を踏まえて、女性のがん検診の勧奨資材を作成し、YBiTがコンサルテーションを行っていきます。
また、この研修後に香川県のナッジユニット（KNIT：Kagawa Nudge＆Innovation Team）が立ち上がりました。KNITの今後の活躍に期待が膨らみます。

香川県庁の皆様、ありがとうございました。