2019年10月24日_第78回日本公衆衛生学会(高知)の自由集会でナッジ実践ワークショップを行いました。

「人々の行動を後押しする、ナッジ実践ワークショップ~行動科学的知見の活用と展望~」というタイトルで、YBiTにてワークショップを行いました。定員は60名のところ参加者は80人を超え立ち見も出てしまうほどで、 自治体職員の他、医療機関や大学、民間事業者など幅広く参加いただき、公衆衛生分野におけるナッジに対する関心の高さを再確認しました。

会の構成ですが、ナッジの事例や概要の他、EASTを紹介した上でワークショップに入りました。せっかくの公衆衛生学会でのワークショップということもあり、テーマは「HPVワクチン摂取の意思決定において、父親の関与割合をどのようにしたら向上出来るか」としました。

ワークショップは10分弱という大変短い時間にもかかわらず、介入を 効果的に 検討できるようにとYBiTで作成したEASTチェックリストを活用したことで、活発な意見やアイデアがでるなど盛会となりました。最後には、上司の理解が得られない場合の対策やRCTに関する倫理性の問題などに関する質疑をいただきました。

この自由集会がきっかけとなり、新しい取組みや連携などが始まれば幸いです。


参加YBiTコアメンバー:高橋勇太、鈴木幸雄、堂前壮史、春日潤子

参加YBITアドバイザー:村山洋史先生(東京大学)

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