研究会開催報告(2020年2月)

研究会にご参加いただきありがとうございました!

年が明けて初の研究会も100名(途中退出、遠隔参加等含)を超える方に参加いただきました。参加者の内訳では横浜市外(他自治体や大学等)からの参加者が回を重ねるごとに増えてきており、今回では5割を超えました。

研究会を振り返ります。
「地方自治体への適切なナッジ普及」においては、自治体を超えたネットワークが不可欠です。そこで、今回の研究会では、地方自治体のナッジネットワークについて、参加者と一緒に検討させていただきました。

第一部は事例の共有です。ナッジネットワークでは、事例を共有し、そこから刺激を受けて次々と実践に繋げることが大事です。 参加者のナッジに対する理解や直面する制約、関心は様々なため、 以下の 2つのレベルに分けて紹介しました。
 ・現実的な制約の中で、効果検証まで厳密に行えなかったがトライした事例
 ・効果検証まで実践する事例

「課題の背景」、「特定のナッジを選択した理由」、「ナッジの検討過程」、「周知方法」など、実践的な切り口での質問を複数参加者からいただきました。 文字からだけでは学びきれないこうした知見を蓄積して共有することがナッジネットワークの最重要機能の一つと考えています。

第二部ではナッジネットワークやYBiT研究会に関するグループワークをおこないました。ナッジネットワークはYBiTが提供するものではなく、全体で作り上げていくものとして、参加者から活発に多数のアイデアをいただきました。今後の展開につなげていきたいと考えています。

次回は3月11日(水)を予定しています。今回の研究会を踏まえた、ナッジネットワークを形にするための実践的な取組なども報告いたしますので参加をお待ちしています!

 

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